研究者ら、中国の1億6500万年前の化石が咀嚼と哺乳を示すと発表
研究者らによると、中国の内モンゴル自治区で見つかり、ネイチャー誌で報告されたチワワほどの大きさの哺乳類化石は、約1億6500万年前の咀嚼、嚥下、哺乳の特徴を示している。
要点
- NPRによると、研究者らは、ジュラ紀中期にあたる約1億6500万年前に生息していたMegacauda sungeiと名付けられた哺乳類の化石について記載した。
- 研究チームは、この化石が、哺乳類に共通する特徴である咀嚼、嚥下、哺乳の最も古い証拠の一部を提供すると述べた。
- この発見は学術誌ネイチャーに記載された。シカゴ大学の羅哲西氏と同僚らが報告した。
- この動物はチワワほどの大きさで、研究者らによると、後部はカモノハシに似ていたが、歯と顎は捕食者であることを示唆していた。
- 研究者らは化石の内部から小さなサンショウウオの骨を見つけ、この動物がそれらを食べたとみている。
研究者らは、ジュラ紀中期の小さな化石が、哺乳類に共通する特徴である咀嚼と嚥下、そして哺乳の最も古い証拠の一部を提供すると述べた。NPRによると、Megacauda sungeiと名付けられたこの動物は、約1億6500万年前に生息していた。研究チームはこの発見を学術誌ネイチャーに記載した。
この化石は中国の内モンゴル自治区で見つかった。NPRが報じたところによると、この地域では羽毛恐竜から空飛ぶ爬虫類まで、多くの化石が産出している。シカゴ大学の古生物学者、羅哲西氏はこの地域について「ここをホットスポットと呼ぶのは、実際には控えめな表現だ」と述べた。こうした化石の多くは近くの遼寧古生物博物館に収められ、羅氏と同僚のボン大学のトーマス・マルティン氏は、新たな発見を調べるため毎年同館を訪れている。
羅氏は、初期の化石哺乳類は「極めて珍しい」と述べた。この化石はチワワほどの大きさで、周囲の暗い岩石から見分けるのは難しかった。山東科技大学の周長福氏は蛍光X線分光法と呼ばれる手法を用いた。羅氏によると、この手法は「この骨を異なる色で浮かび上がらせる」ものだった。得られた画像では、骨格が明るい黄色で描き出された。
骨盤、後肢、尾を含む後部は、現代のカモノハシに似ている。研究者らによると、これらの特徴はこの動物がおそらく半水生、つまり一部を水中で過ごし、そこで餌を探していたことを示唆する。羅氏は「大きな尾は泳ぐのに適している」と述べた。同氏は、歯と顎はカモノハシとは大きく異なるため、「頭部はまさに捕食者のものだ」と付け加えた。
羅氏と同僚らは、この化石の内部から複数の小さなサンショウウオの骨を見つけ、この動物がそれらを食べたとみている。彼らは、古代の哺乳類の近縁種におけるこれらの特徴が、少なくともジュラ紀中期までさかのぼると結論付けている。
背景
NPRによると、中国の内モンゴル自治区では、羽毛恐竜から空飛ぶ爬虫類まで、多くの化石が産出している。羅氏は、初期の化石哺乳類は極めて珍しいと述べた。研究者らは、咀嚼、嚥下、哺乳が、少なくともジュラ紀中期までさかのぼって古代の哺乳類の近縁種に存在していたと結論付けている。
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